桐里神耶の作品
花嫁は記憶喪失 ~やっと言えた I LOVE YOU~
「たとえ記憶をなくそうとも何度でも思い出す、運命の恋。」 とある事故がキッカケで記憶喪失になってしまったヒロインの鳥原詩乃。 そんな彼女を献身的に支えてくれたのは恋人だという相川悠介。 自分の知らない自分の恋人−−−。 「少しずつでいいから、もう一度好きになってくれたらいいよ。」 記憶をなくし不安な詩乃の心を悠介の優しさがつつんでいく。 ひとつ気がかりなのは過去の話をするときに、彼が見せる悲しげな表情…。 「私の過去に何があるの…。」 ふたりは互いの不安を消すように体を重ねていく。 「なつかしい体温と安心感、体が彼を求めている…。」 悠介を恋人として受け入れ始めていた詩乃だったが、ある日彼女の前に現れたのは、婚約者を名乗る男性・穂坂亨。 戸惑う詩乃を、亨は強引に悠介の元から奪い去ってしまうのだが…。 “恋人”と“婚約者”、そして明かされる詩乃のあまりにも悲しい過去…。 「忘れたいけど、忘れたくない本当の気持ち…。」
デカ恋!? ~捜査一課ゆけむり班~
「僕が捕まえたいのは、先輩だけ…」 警視庁捜査一課刑事・小嶺貴昭(こみねたかあき)と後輩刑事・神代雅哉(かみしろまさや)。ふたりには誰にも言えない秘密があった。 それは最近私生活でもパートナーになったこと。 小嶺は初めての彼氏ということもあり中々素直になれず、悶々とする日々を送っていた。 そんな中、麻薬がらみの殺人事件で温泉旅館に潜入操作することに。 突然のことに戸惑っているふたりだったが、なんと露天風呂で事件の鍵を握る男女に遭遇してしまう! とっさに彼らの目を欺くため、カップルのフリをするのだが…。 小嶺のあまりの可愛さに捜査を忘れ、カラダ中を執拗に愛撫していく神代。 事件を追おうと必死に抵抗する小嶺だったが、不適に笑う神代に怪しげな媚薬をお尻に挿入され、快感にカラダを支配されてしまう。 後輩の愛棒に貫かれ、捜査の事も忘れ昇天してしまう小嶺。 はたして事件と恋の行方は!? そして意外な事実が待ち受けていた!! 「こんな感じてる場合じゃないのに…、ゆけむりの向こうに事件が―――」